FP3級に合格するためには”学科試験”と”実技試験”それぞれの合格点を取らねばなりません。
試験要項をみたとき、心配になるのが”実技試験”ではないでしょうか。
実技?試験官とのシミュレーションみたいなものがあるんすか!?受験することにしたけど・・・不安っす。
まずは不安を取り除くため、実技試験の内容について説明しますね!
FP3級の実技試験はどんな試験?
実技試験と聞くと構えてしまいますが、FP3級の実技試験は設問に対し筆記で回答する形式です。
試験官と対面しての面接面談や、顧客を設定したのロールプレイングなどもありません。実技試験も筆記試験であるため、実際の業務で行うようなコミュニケーション能力や対人スキルは問われません。
実技試験合格のためにやるべきこと
実技試験が筆記試験であることがわかり、少し安心できたところで合格のためにどのような勉強をすればよいか、対策についてみていきましょう。
学科試験の内容を勉強する
実技試験対策、それは学科試験の内容を勉強することです。
これはご自身で進めてみるとわかりますが、学科試験を8割程度正解できるくらいまで勉強したあとに実技試験を解いてみてください。
実技対策をしていなくとも、解けるようになっているはずです!
つまり、学科試験対策がそのまま実技試験の対策である!ということです。
私自身、学科試験の内容を網羅したあと、試しに実技試験問題を見てみたところいとも簡単に回答が出せることに驚きました。
学科試験対策で蓄積した知識が、そのまま実技試験に活用できるのです。
つまり、学科と実技に必要な知識は共通だということですね。
過去問を解く
必要な知識が学科試験と同じであるため、試験対策も共通しています。
テキストを一読したあとは、ひたすら過去問を解くようにしましょう!
「理解できるまでテキストを読み込む」という勉強のしかたをする方もいますが、あまりオススメできません。
試験の種類にもよりますが、多くの試験は過去問から出題の傾向を見て取れることが多く、FP3級も同じことが言えます。
テキストを隅々まで読んで記憶するよりも、一読した後にアウトプットするためにも過去問に取り組んでみてください。
当然1回目の過去問挑戦ではわからない問題が多数あると思います。そのわからない問題に対して、テキストを使い答えを導き出しながら「こういう内容が問われるのか」と、理解を進めてゆくことが試験の対策として有効です。